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お断りには「作法」がある2011/11/27 22:21

お断りには「作法」がある

SNS(ソーシャル・ネットワーキング サービス)のひとつにミクシィがあります。昨年1月、ミクシィ会員である妻が、「同級生なら今すぐリクエストを」とのミクシィの呼びかけに応え、同級生の被告中川に対して、先に会員となっていた他の同級生たちと同じに「マイミクシィ(お友達)追加リクエスト」を送信したところ、被告中川からだけ拒否されました。それのみならず、被告中川のプロフィール頁へのアクセスも禁止されていたので戸惑ったそうです。しかも、妻をアクセス禁止にしておきながら、被告中川は、深夜、妻のトップぺージにアクセスしており、妻がログインするやいなや足跡を消して立ち去りました。もし、妻と被告中川が、面識のないネット上だけのお付き合いであったならともかく、両者の間には、一定の交友関係が存在しました。にもかかわらず、何の説明もなくこれら一連の失礼な行為を実行し、妻が中止を求めても、反復・継続してさらなる暴言を吐き、友人関係解消にあたっての約束も守ることなしに、妻を畏怖させる書状を執拗に送りつけ続けた被告中川に対して、私どもは訴訟を提起せざるを得ませんでした。

妻は陳述書(甲第32号証)に、「内心合わないと感じる人から何かリクエストされた場合,通常ならば相手を傷つけないように言葉を選んでやんわりお断りすると思いますが,被告は,成熟した大人のマナーやポライトウェイを学ぶ機会がなかったと思われます。つまり,被告に欠落しているのは『礼儀作法』であり,日本女性が『たしなみ』『心得』と呼ぶ大切な精神(甲第21号証)なのです。」と記述しています。

被告中川とは比較の対象にすらなりませんが、妻の同級生である寺尾のぞみさんは、私も面識がありますが、外見が可愛らしいうえに大変育ちの良いお金持ちのお嬢様だそうで、現在ニューヨークで活躍するまさに『セレブ』と呼ぶに相応しい人です。

ミクシィで妻が友人申請した3人の同級生は、被告中川以外の全員が承認しました。寺尾さんもそのひとりです。また、ミクシィには、「マイミクシィからの紹介文」を掲示するシステムがあり、お互いの紹介文を交換することができます。妻は、早速、寺尾さんについて紹介文を書き送信しました。すると、彼女から、どなたからであっても紹介文の掲示はしていないけれど、嬉しかった旨を伝える返信文(甲第21号証)が届きました。このように、悪意のない申し出に対しては、相手を傷つけたり、落ち込ませることがないよう配慮するのが大人のマナーであると思います。

寺尾さんからの返信

人品の違いと言ってしまえばそれまででしょうが、妻の同級生である寺尾さんが、温厚で、容姿も良く、経済的に恵まれていながら、決して偉ぶらず昔のままの謙虚さと可愛らしさを残しているのとはまったくもって対照的に、被告中川は、同窓会の主宰者であった妻に、自らアプローチしてきておきながら、再会後も、妻を利用すること、妻を傷つける言動しか残していません。

私ども夫婦の墓や私ども夫婦が所有しているサードハウスが、被告中川の住む団地に近いこともあって、妻は、被告中川を敵に回したくない一心から、低姿勢を貫いてきましたが、もはや我慢もここまでと、友人関係の円満な解消を求めました。ところが、被告中川は、妻の友人関係をきれいに解消したいとの申し出にまで抵抗し、嘲笑と暴言を繰り返して、最後まで妻を挑発し、約束すら守ることはありませんでした。

繰り返しますが、先にミクシィに入っていた同級生を見つけた妻が「マイミクシィ追加リクエスト」を送信して拒否された例はありません。妻の処女作「ルサンチマンは女の宿」も、被告中川だけでなく、寺尾さんを含む他の同級生の方々にもお贈りしています。処女作で妻は、被告中川とのいきさつについても考慮し、「心温まるエピソード」に仕立て直し、事実を脚色して描いているのです。

ところが、そんな妻の処女作に対してまで、ここぞとばかりに因縁をつけて責め立て、面と向かって反復・継続して暴言を吐いたのも被告中川だけなのです。つまり、妻のやることなすこと総てが、被告中川にとって癪の種であったのです。初対面の私に対して、被告中川が、2度にわたり納得のいかない暴言を吐くという失礼な言動を取ったことや、妻に対して度重なる罵詈雑言を浴びせたことは、妻や私の側に問題があるのではなく、被告中川家が現在もなお抱えている多大な住宅ローン(甲第3号証・登記簿謄本・家屋)から派生した被告中川のヒステリックな八つ当たりとしか考えられません。

以下は、ミクシィで妻に送られた紹介文(甲第25号証)です。被告中川は、妻に対する同級生からの著書に関するメッセージも気に食わなかったようで、社交辞令だよと嘲笑したうえ、素直に受けとめている妻を「おめでたいよね」と罵っていますが、同級生の方々にしても、「文章がうまいなあ」「最後まで引きつける力量はすばらしいですね」「こんな才能がおありになったこと」「こんな才能の持ち主だったとは」等などまったくのお世辞は書けないのではないでしょうか。マイミクシィさんの紹介文も、まるっきりの嘘ではないと思われます。なぜなら、息を吐くように嘘のつける被告中川とは違うと思うからです。


ミクシィからの紹介文

ミクシィからの紹介文

ミクシィからの紹介文


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