あなたはメガバンク系金融機関に個人情報を委ねられますか? ― 2010/03/02 01:28
あなたはメガバンク系金融機関に個人情報を委ねられますか?
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金融機関の窓口における不愉快な出来事は枚挙に暇がない。
当ブログでも「お客様あっての企業」で述べた。
釣銭の5000円を騙されるところだった、暗証番号を2回も入力させられた、取引終了後に番号札を渡したのに「受取ってない」と強い口調で請求される記憶力テスト(笑)をされたりと、金融機関、特にメガバンク系の態度は不遜である。
メガバンク系金融機関は、自身のマニュアルに沿って、自行にとって不必要な情報までが全て記録されている個人情報を、必要だと迫り、まるまる提出してくれと強引に求めてくるが、真っ平御免である。
メガバンク系金融機関に関係のない情報、必要ない情報とは、どこで生まれたか、いつ結婚したかなどという個人情報であり、与えたくもない。私どもは日本人であるから、出自を隠すつもりはないが、差し出して保管させる気もない。
金融機関、特にメガバンク系は、多くの人々の個人情報を、やすやすと入手できる立場にある。それ故に、漏洩時の被害も大きくなるから、個人情報保護において、万全の対策をとらなければならない。なぜなら、一旦漏洩した情報は戻って来ないからだ。漏洩してから謝罪してもらっても後の祭りだからである。
したがって、メガバンク系金融機関は、「漏洩することをも前提として、必要以上の個人情報を集めないこと」これが肝要である。
メガバンク系証券会社が個人情報を流出させたニュースは、記憶に新しい。
メガバンク系金融機関といえば、「就職活動中の国立大4年の女子大生(21)に採用内定をちらつかせ、わいせつな行為をした」として、大阪府警曽根崎署は2007年5月19日、強制わいせつ容疑で三菱東京UFJ銀行難波支社の行員白石真也容疑者(24)を逮捕した。女子大生の携帯電話に「あなたの評価は高い。応援したい」などと連絡。大阪市北区のカラオケ店に呼び出し、店内で「自分の言うことを聞けば内定がもらえる」と持ちかけ抱きついたり、キスした疑いだ。
この事件について同銀行行員に話すと、何と「知らない」とうそぶいた。知らない筈はないからとぼけているとは思うが、知らないと言うのであれば、その意識の低さにも驚愕させられる。
2007年10月29日、三菱東京UFJ銀行の24歳の元行員が、就職を希望する女子大生に対し、採用担当者を装って呼び出し、酒を飲ませて性的暴行を加えたとされる事件で、準強姦や強制猥褻などの罪に問われたこの元行員に対して、大阪地裁は、懲役4年6カ月の判決を出した。
これも、女子大生の携帯電話番号という個人情報を悪用したことに端を発する犯罪だ。
つい最近の2010年1月28日、神奈川県警は、女子高生の下着を盗撮したとして、県迷惑防止条例違反の疑いで、三菱東京UFJ銀行の行員佐藤匠容疑者(23)を現行犯逮捕した。県警によると、「スカートの中を見たかった」と供述している。逮捕容疑は28日午前8時ごろ、同県大和市の小田急線大和駅ホームで、高校3年の女子生徒(18)のスカートの中に、カメラ付き携帯電話を差し入れ、撮影した疑い。佐藤容疑者は県内の支社に出勤する途中で、警戒中の警察官が見つけた。
三菱東京UFJ銀行広報部は「行員が逮捕され、誠に遺憾。事実を確認して厳正に対処したい」としている。
私どもは、メガバンク系金融機関に対して、「不必要な個人情報を黒塗りにした書類をコピーするように」と交渉し、粘り続けた末に了承を得た。縁もゆかりもないどころか、ミスが多く、サービスも悪く、敷居の高いメガバンク系金融機関に残しているお金がごく僅かの金額であろうと寄付するつもりはないからだ。
お粗末なホームセキュリティ ― 2010/03/20 17:26
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妻の同級生からの薦めによって、セコムのホームセキュリティを9年以上利用してきた。ところが、セキュリティ機器のひとつである硝子センサーが誤作動を起こし機器異常を知らせる誤報があったようだ。セコムによれば、硝子センサーは、硝子の破壊を検知して警報を出す装置であるという。
なぜ、すぐ自宅に戻れない時ばかり警報が出て、警備員が侵入するのか?!
硝子センサーの警報は過去に2回あった。1回目は、忘れもしない、私ども自身の結婚披露宴の日だった。会場のホテルオークラに向かうため、午前10時4分に外出警備をセットした。すると、外出して約1時間後の11時3分に硝子センサーの警報が出たとされ(写真上=システムご利用状況報告書)、セコムの警備員に侵入されたが、これは誤報であった(硝子は割れていない)。
しかし、なぜ、「この日」に限って誤報があったのか?この日は、ひとたび外出すれば、その日のうちに私どもが拙宅に戻ることの出来ない特別な日なのである。また、この時は、まだ、事前の連絡による入室許可がなくても、自宅に侵入して良いとの設定になっていた。
2回目は、2008年11月17日夜、拙宅の防犯カメラ撤去等の訴訟を提起した原告ら夫妻の主尋問が終わった日であった。この日も硝子センサーの警報が出た。この時、私どもは在宅であったため、警備員の入室を翌日にしてもらった。硝子センサーが硝子に密着していなかったとのことだったが、硝子が割れていた訳ではない。
セコムは否定するが、誰かがある種の行為を起こせば、結果的に、硝子を破壊することなく、硝子センサーの誤報を装うことが可能であると私は思っている。したがって、2回目の警報があったとする直後、3回目を怖れた私は、硝子センサーを撤去してもらった。
セコムの空間センサーが感知した侵入異常
この種の警報は1回あった。2007年9月12日、私どもが軽井沢に向かった日には、5匹目の鼠の死骸がアマノビル南側敷地内に投げ入れられていた。私どもが軽井沢の自宅に到着した午後7時2分(写真下=システムご利用状況報告書)から約30分後の午後7時33分(写真上=システムご利用状況報告書)、東京のアマノビルに侵入異常の警報が出て、セコム警備員が侵入した。警備員の話では、ゴキブリが、じっと空間センサーに貼り付いていて離れなかったため感知したとのことだった。
あたかも、私どもが東京の自宅に直ぐには戻れない(軽井沢の自宅に到着した)状態を確認したうえで、警備員が侵入したかのようだ。ゴキブリがいたとされる場所(写真下1)は、何ら食べ物が貯蔵してない場所であったことから、納得がいかない。ゴキブリが、警備員の入室前から、侵入後も、動かずに、じっと空間センサー(写真下2)の上にとどまっているとは考えにくい。さらに、この時は、事前の入室許可が得られなければ侵入はしない約束になっていたのだが、入室を求める電話はかかってこなかった。
すぐには自宅に戻れない時に2回の警報
この例のように、外出時の警報が2回出ているが、2回とも、なぜか、すぐに拙宅には戻れない状況下の日時であったことから、妄想と呼ばれることを怖れずに書けば、まるで、私どもの長い不在時をを狙って、何らかの目的を遂げようとしたのではないかと勘ぐりたくなるのだ。
他にも、外出時の警報が1件出ているが、これは、セコム導入時の設計に問題があり、使用頻度が高い室内のドアが自然に開いたことによるもので、これも、外部からの侵入ではなかった。
セコム警備員 小学校巡回中に職員室物色 窃盗未遂容疑で逮捕
警備で巡回中の小学校で金品を盗もうとしたとして、県警は2009年5月25日、大分市金池南、警備会社セコムの大分統括支社所属の警備員、大島貴臣容疑者(22)を建造物侵入、窃盗未遂容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
セコム監視 機能せず
報道によれば、2008年1月、横浜のホテルで3人が死傷した火災があり、このホテルと契約していたセコムの火災監視サービスが、配線ミスで役に立たなかったことがわかった。万が一の時を考えて、セコムと火災監視サービスを契約していたのであろうホテルからすれば、何のことはない、実際の火災時に役立たないサービスに無駄金を支払わされていたのである。
セコム関連会社から介護付き有料老人ホームの見学会のお知らせ
2008年3月3日、数年前に亡くなった私どもの父親宛に「介護付き有料老人ホームの見学会」のお知らせが届いた。雛祭りの日に、セコムの関連会社からのお知らせが届いたことで、亡き父を思い出した妻は涙を流した。既に亡くなっている人宛のこの種のお知らせを受取った遺族に対して、遺族がどういう感情を抱くかということを考えれば、手紙1つでも、安易には送付できないと思う。古い名簿を利用したとの説明と謝罪があったが、罪なことだ。当月、すでに契約のひとつが解約される矢先の出来事だった。
韓国サムソン・セコム系列の警備員が担当宅へ強盗と性的暴行
自分が警備を担当していた顧客宅に凶器を持って押し入り、強盗事件を起こしたサムスン系列の民間警備大手、エスワン(日本のセコムとサムスンの合弁会社)の警備員(31)が被害者の女性に性的暴行を加えようとしていたことが2007年9月12日、明らかになった。
セコム機器撤去時の態度
セコムホームセキュリティを解約したので、2009年8月、機器撤去のために、セコムさんが業者さんを連れてやって来た。無線の送信機が箪笥に隠れていた。すると、業者さんではなくセコムの社員さんが、箪笥を持ち上げるでもなく、畳の上をずらした。普通の会社であれば、畳が傷むから顧客にこのような態度は示さない、。
セコム解約後の対応
解約した後、しばらくするとセコムさんから解約覚書2枚が届いた。一枚は控えで、もう一枚に住所氏名を書き捺印し返送する。
契約開始日、解約日、返金額、5年以上利用していた場合、保証金返金額2万円、撤去費用額などが記載されている。そして、返金額があれば、どの銀行口座に返金額を入金してもうらうかを記載する。
ところが、どうも事務の女性の方がおひとりで作成しているようで、一箇所、間違っていたようだ。だが、間違いに気がつかなければ、間違ったままで終わってしまう。間違いに気づけば、電話しなければならなくなり、手間暇がかかる。電話をすれば、相手は謝るものの、反省する様子は伝わって来ない。
一件は、返金額が少なく記載されていた。もう一件は、契約日が実際よりも9年後となっていた。返金額は正しかったのだが、利用期間が半年そこそことの記載だった。二件とも担当の女性に電話をしなければならなかった。これらの対応を見れば、セコムさんは、客に二度手間を強要していると言われても仕方がない。つまり、時間を奪うという生活妨害にも匹敵する杜撰な事務処理であった。
しかも、撤去費用が馬鹿にならない。2名で来られて、3時間弱で3万数千円だったので、明細書を頂いた。この明細も、こちらから要求しない限り、入手することはできない。
セコムを止め、東京ガスに変更
そこで、セコム・ホームセキュリティを解約、東京ガス・ホームセキュリティを契約した。当然、防犯サービスも契約しており、外出時には、外出警備モードにセットする。
東京ガスでも委託している警備員が侵入
ところが、3月のある日、意図せぬ出来事が発生した。外出時、監視センターに通報があったとして、拙宅に警備員が侵入したのだ。ところが、内部点検「異常なし」との報告だった。
なぜ、通報が出たのか?
では、なぜ、通報が監視センターにあがったのだろう?それが、実に不可解なのである。
「東京ガス ホームセキュリティご利用の手引き」
手引きによれば、防犯サービスには、お出かけの際に家を守る「外出モード」と、在宅時およびおやすみの際に家を守る「在宅警備モード」があります。
●外出モード
■外出警備モードのセット方法
外出される際には、必ず外出モードにセットしてください。
[外出前の操作]
1XXXXXXXXXX
2XXXXXXXXXX
●外出ランプ(緑色)点灯
音声「外出警備がセットされました」
[外出中]
警備を開始します
侵入者を検知すると
音声:
「侵入です。侵入です」と音声が鳴り、「侵入」が点灯します。
また、監視センターへ通報します。
■外出警備モードの解除方法
お帰りになった際は、センサが検知して「ピーロピーロ」というガード音が鳴り始めます。ガード音が鳴り止む前に、以下の手順にしたがって警備状態を解除してください。
[帰宅後の操作]
3XXXXXXXXXX
4XXXXXXXXXX
音声「外出警備が解除されました」
警備員侵入の当日の出来事
当日、私は「外出警備モードのセット方法」にしたがって[外出前の操作1、2を正常に実施し、妻と伴に外出した。
11:10 ガード開始
11:13ころ 私と妻がマスクを忘れて取りに再入室(外出から戻った)
ピーロピーロという「ガード音」が聞こえなかったし、緑色の「外出ランプ」が消えていた
…つまり、外出警備が解除されていた
「ガード音」が聞こえなかったため、[帰宅後の操作3、4]を実行していない
11:14ころ 外出した
11:16 監視センターに警報が出た
外出警備をセットしたはずが解除されていた
外出時に外出警備をセットし、ガードが開始(11:10)された後で拙宅に戻った(11:13ころ)ところ、外出警備が解除(ガードが外れていた)されていたのだ。しかし、通常と状況が変わっていたのだが、「ガード音」が鳴らなかったため、[帰宅後の操作3、4]=外出警備の解除を実行していない。
外出警備がセットされていないのに何故警報がでたのか
なぜ、外出警備が解除されていたのに、監視センターに警報が出た(11:16)かが不可解である。
なぜ、警備員は事前登録された2つの連絡先電話番号に電話しなかったのか
そして、警備員が室内に侵入する際には、登録してある2つの連絡先電話番号に電話をして、事前の入室許可を得ることになっているが、警備員は、1つの連絡先電話番号に、1回しか電話を掛けていない。電話が鳴った際は、大変騒がしい状態に置かれていたため、私は電話が鳴っていることに気づかなかった。
そして、警備員が室内に侵入した。2回目の電話があったのは、1回目の電話から33分後である。今度は私と警備員の間で通話ができた。警備員は、「報告書を記入し郵便ポストに入れておきます」と話した。また、警備員からの「再入室したのですか?」との問い合わせに、私は「はい」と回答した。
「報告書記入し郵便ポストに入れておきます(そして、立ち去る)」との電話発言とは異なる対応
なぜ、警備員は再度入室したのか
ところが2回目の電話から1時間36分後、私どもが拙宅に戻ると、まだ拙宅内に警備員がいた。つまり、報告書を拙宅の外で記入した後、さらに、再入室していたのだ。
なぜ、警備員は事前登録された2つの連絡先電話番号に電話し、入室許可を得なかったのか
警備員は、2回目の入室時には私どもの入室許可を得ていない。入室の前には電話連絡をして許可を得るとの約束(契約)が反故にされたのである。
なぜ、警備員は合計2時間弱も入室していたのか
結局、アマノビル内には、1回目の入室は31分間、2回目の入室は私どもが戻るまでの1時間23分間もの長い時間侵入していたこととなる。たとえ、2回目の入室中に、拙宅設置のコントロールボックスとセンター側でのテストを、入室後の24分後、34分後、44分後、81分後の4回実施したとしても、この滞在(侵入)時間の長さについては不可解である。
コントロールボックスに異常なし
東京ガスでは、コントロールボックスのメンテナンスを実施したいとして、あたかも、コントロールボックスの不具合にしたいと考えられなくもないが、当日夜、私どもが外出警備のテストを行ったところ、何の不具合も発見できなかった。
午後7時55分46秒に[外出前の操作]の2が完了し、●外出ランプ(緑色)点灯するとともに、音声「外出警備がセットされました」が聞こえた。そして、ガードが開始された後、帰宅しすると「外出ランプ」が点灯しており、[帰宅後の操作]の3、4が完了し、●「外出ランプ」が消灯するとともに、音声「外出警備が解除されました」が聞こえたのだった。
不具合の整理
[外出前の操作]の操作が完了し、外出した後、ガード開始(11:10)後にもかかわらず、帰宅(再入室11:13ころ)した際に、なぜ、「ピーロピーロ」音が鳴らなかったのか?
そして、なぜ「外出ランプ」(緑色)が点灯していなかったのか?
[外出前の操作]の2が完了し、外出ランプ(緑色)が点灯していたのに、なぜ消えたのか?
つまり、11:13ころの時点で、外出警備モードが解除されていたにもかかわらず、なぜ、11:16に監視センターに警報(侵入)がなされたのか?
11:13の私どもの再入室によって、監視センターに警報がなされたのであれば、なぜ、警報が直ちに鳴らずに、3分も遅延したのか?通常、在宅モードにしていて、誤って窓を開けたりすると、瞬時に「侵入です。侵入です」との声とともに、「侵入ランプ」が点灯し、警告音が発せられ、次第に大きさを増してくる。
やって来た警備員は、アマノビルの外周を丹念に見て、緊急性がないとの判断をしたと思われる。にもかかわらず、なぜ警備員は、1回目に侵入する時、登録してある2つの携帯番号に電話をすることになっていたのだが、1つの携帯の電話番号に、しかも、たったの1回しか電話を掛けずに、侵入したのか?
そして、警備員は、私に「報告書を記入したら郵便ポストに入れておく」と話したにもかかわらず、なぜ、その後、室内に2回目の侵入をしたのか?2回目の侵入の際に、私どもの携帯に電話して再入室の許可をなぜ得なかったのか?
さらに、警備員は、なぜ、1回目は31分、2回目は私どもが戻るまで1時間23分もの長時間侵入していたのか?
不可解な点の解明が必要
後日、東京ガスの正社員さんが拙宅に説明に来られることになったが、この不可解な点を解明して頂きたいものである。さほど難解でもない操作手順(定石)にもかかわらず、ご利用の手引きに沿わない動き(定石外れ)をされると、ホームセキュリティ・サービス(囲碁)そのものが台無しになってしまいますよ。
ホームセキュリティは合法的に侵入できる点に注意
ホームセキュリティも防犯対策のひとつとして有効ではあるが、どちらのホームセキュリティ会社にも鍵を預ける関係上、外出時には、いつでも合法的に室内に侵入される諸刃の剣であるから注意が必要だ。
事前の約束を守って頂かない入室については、私どもは、客として承服しかねると申し上げたい。
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